Bスポット療法なら天童市の南町耳鼻咽喉科

Bスポット療法 BSPOT

Bスポット療法

ご相談の上
実施させていただきます

Bスポット療法は初めての方には痛苦しいので積極的に行っておりませんが、人によっては効果的な場合がありますので、ご相談の上行います。私の出身大学周辺ではごく一般的な処置でしたが、余り知られていなかったようです。コロナ後遺症で話題に上がっているようですが、標準治療(万人に効くようなもの)ではないのでご注意ください。鼻から綿棒を入れて上咽頭をかき回すやり方は苦痛が強いので、口腔内から太い綿棒で上咽頭への塩化亜鉛溶液塗布を行っております。

こんな場合はご相談ください
TROUBLE
  • 痰が張り付く
  • 肩こり
  • 喉の違和感
  • つまり感がある
  • 頭が痛い
  • 頭重感
  • たびたび喉が痛くなる
  • 耳の後ろの痛み

など

治療の流れ

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診察・処置

まずは診察を行います。鼻とのどを肉眼で確認します。ファイバーでご自身の上咽頭の状態を見たい方は、ご相談ください。見ても見なくても処置はできます。(ファイバー検査は3割負担で1,800円程度)。その後、塩化亜鉛液を浸した太い綿棒で咽口の中から、上咽頭に薬をしっかり塗布します。塗布は1回につき、5秒程度です。慣れてきた方にはもっと長く塗布することもできます。

2
治療後

上咽頭に炎症があった場合、塗布後すぐはしみて痛みを感じますが、一時的なもので大抵は15分くらいで治まると思います。すぐに何か飲んだり食べたりしてもかまいません。ごくまれに、出血する場合もありますが痰や鼻水にわずか血が混じる程度ですのでご安心ください。週1回程度の通院をおすすめしておりますが、絶対的な基準はありませんので、ご自身のスケジュールにあわせて、で良いと思います。

よくあるご質問

Q

どのような症状・疾患に効果がありますか?

上咽頭の炎症に対して塩化亜鉛を塗ることによって、炎症の改善を図ります。鼻からのどに粘液が下りてくる後鼻漏(こうびろう)や、のどの違和感、嚥下痛、風邪の初期の咽頭痛、などの症状には改善が期待できます。
その他、IgA腎症、自立神経失調症、頭痛、めまい、などに効果が見られる可能性があります。

Q

通院はどのくらいのペースになりますか?

個人の症状によって効果が現れるまでの時間が異なりますが、改善効果が見られれば、週に1回から10日に1回のペースで通院していただくことになります。希望に応じて、回数を増やすことも可能ですので、ご相談ください。

ー 注意点 ー

Bスポット療法は、炎症を起こしている部分に直接薬を塗布するので痛みを伴います。すり傷に塩を塗り込むようなものです。ただ、その痛みは薬がきちんと塗られている証拠なのでご安心ください。10~15分程度、ヒリヒリとした感じがしばらく継続しますが、徐々にヒリヒリ感は治まっていきます。炎症が強い場合には、ごくまれに若干の出血を伴うこともありますが、痰や鼻水に少し混じる程度で、すぐに止まる事がほとんどです。