めまいなら天童市の南町耳鼻咽喉科

めまい DIZZINESS

めまい

めまいの原因を特定しましょう

良性発作性頭位めまい症の他、突発性難聴に伴うめまい、メニエール病、前庭神経炎、など耳鼻科特有のめまいに対して適切な検査と処置、治療を心掛けております。耳鼻科領域外のめまい対しても、アドバイスさせていただいた上で、必要に応じて内服の処方は可能です。

めまいの主な検査

眼振検査

めまいがあるときに、からだの平衡に乱れが生ずるのと同じように、眼にも乱れた動きが現れます。 眼が振り子のように動くので、これを眼振といいます。眼振は、一般に何かを見つめているときより、眼を遮ったときによく現れます。昔は、暗い部屋で特殊な眼鏡(フレンツェル眼鏡)をつけて検査していましたが、現在は赤外線CCDカメラを内蔵したゴーグル(フレンツェル赤外線眼鏡)を使用します。このゴーグルをつけると患者さんの目の前は暗くなりますが、検査をしている人からはよく目の動きが観察できます。ゴーグルをつけて、左右に首をひねったり、上向いたり下向いたり、色々な位置に動かして眼振の様子を検査します。目の動きの乱れは、からだの平衡が乱れるほどひどくないときでも、からだの平衡の乱れを反映するので、眼振の検査をすることによって異常を詳しく分析することができます。

きこえの検査

純音聴力検査:聞こえの状態を調べる一般的な検査です。人間が聞くことが出来る125ヘルツから8,000ヘルツまでの周波数の範囲を検査します。めまいに関連する疾患では低音域のみの難聴が起きている場合などがあり、はっきりと難聴とは自覚がない場合もあり検査によって障害部位がはっきりとします。

めまいの種類

良性発作性頭位性めまい症

末梢性めまいの中で最も多いとされている疾患です。内耳には耳石という砂状のカルシウム結晶がたくさん集まった塊(耳石器)があり、身体の動きにあわせてゆっくりと動いています。通常は動いても元の位置に戻るのですが、そこから耳石が脱落して三半規管の中に入り込んでしまった場合に、頭の位置を変えた時に耳石が動き回り、刺激となってめまいを生じます。具体的には頭を動かした時にぐるぐる目が回り(回転性めまい)、立っていられなくなります。数分間待っていると症状が落ち着きます。内服やリハビリ療法で治療を行います。

メニエール病

ぐるぐる目が回る(回転性めまい)、聞こえづらい(難聴)、耳鳴りがするなどの症状が繰り返される病気です。耳の奥にある内耳のむくみ(浮腫)が影響していると考えられ、ストレス、不眠などで出現したり、悪化すると言われています。内服にて治療を行いますが、症状が改善されてもストレスや不眠などで再発する場合があるため、日常生活を整えて体調管理を行うことが大切です。

前庭神経炎

何らかの異物が耳の中に入ってしまった状態です。お子さんの場合はビーズやBB弾、粘土、砂、石ころ、消しゴムのカスなどを自分で詰めてしまったり、お友達に入れられたりして来院されます。また、大人の方は耳に虫が飛び込んでしまって来院する事例が見受けられます。
鼓膜や耳の穴を傷つけてしまう可能性があるため、ご自身で無理に取り除こうとせず受診いただくことをおすすめします。

疲れ・ストレス・
寝不足によるめまい

めまいは、耳や脳の病気やトラブルによって引き起こされる場合が多いですが、疲れやストレス、寝不足などによる自律神経の乱れによって引き起こされる場合もあります。原因不明のめまいにお悩みに方は、疲れやストレスが溜まっていないか、睡眠時間を十分確保できているのかを振り返り、該当する項目があれば改善するようにしましょう。

治療方法

内服

めまいの基本的な治療は薬の服用になります。抗めまい薬や内耳循環改善薬、吐き気止め、抗不安薬などの中から、症状に合わせて処方いたします。

ご自宅でのリハビリ

めまいの症状が強い場合には安静第一ですが、薬の服用などである程度症状が収まったらご自宅でのリハビリを行います。効果的なリハビリ方法をアドバイスさせていただきます。