Q
どのような症状・疾患に効果がありますか?
上咽頭の炎症に対して塩化亜鉛を塗ることによって、炎症の改善を図ります。鼻からのどに粘液が下りてくる後鼻漏(こうびろう)や、のどの違和感、嚥下痛、風邪の初期の咽頭痛、などの症状には改善が期待できます。
その他、IgA腎症、自立神経失調症、頭痛、めまい、などに効果が見られる可能性があります。
Q
通院はどのくらいのペースになりますか?
個人の症状によって効果が現れるまでの時間が異なりますが、改善効果が見られれば、週に1回から10日に1回のペースで通院していただくことになります。希望に応じて、回数を増やすことも可能ですので、ご相談ください。
ー 注意点 ー
Bスポット療法は、炎症を起こしている部分に直接薬を塗布するので痛みを伴います。すり傷に塩を塗り込むようなものです。ただ、その痛みは薬がきちんと塗られている証拠なのでご安心ください。10~15分程度、ヒリヒリとした感じがしばらく継続しますが、徐々にヒリヒリ感は治まっていきます。炎症が強い場合には、ごくまれに若干の出血を伴うこともありますが、痰や鼻水に少し混じる程度で、すぐに止まる事がほとんどです。